スマブラDX 成長の3要素

お久しぶりです。さとしです。

 

今回はタイトルの通り、僕がここ半年で大きく成長する要因となった3つのポイントについて書きなぐっていきます。

個人的には中堅層でもできていないものが多い気がします。

別に今から書くことが正解とは思っていないので、参考にできる部分だけ参考にしていただければと思います。では行こう。

 

 

1.意思を持って行動をする

 

いきなり抽象的なことを書いてしまいました。

要は、相手のどの行動を潰すためにどういった行動をとるのかを意識すべきだ、ということです。

最初は難しいと思いますが、これが出来ないと読み合いが始まりません。

 

たとえばフォックス対マルスで考えてほしいのですが、

 

マルス側の行動として、「フォックスの差し込みを差し返しで掴む」ことが挙げられます。

これに対して、フォックス側はどのように行動すればよいか考えてください。

ここでは簡単に、「差し返しを深めの差し込みで潰す」します。

では、このフォックスの行動に対してマルスはどうすべきでしょうか?

「深めの差し込みを潰すために技を先に差し込む」ことが一般的でしょう。

このように、差し込みに対しては差し返し、差し返しに対しては深め、深めに対しては差し込み、というようにサイクルができていますよね。

これが読み合いの基本です。(多分)

 

今回の例はあくまでも僕の主観ですが、試合中にはこれに近い読み合いが速いスピードで何度も行われることになります。

そして、初心者の方は圧倒的に「差し込み攻撃に対して差し返しの反撃を喰らいすぎている」と僕は思います。

初心者の「差し込み」と上級者の「差し込み」には本質的な違いがあります。

初心者はそもそも置き→差し返し→深めのサイクルを考えずに惰性で技を振っている傾向があるため、上級者からすると差し返しを意識しているだけで勝ててしまうんです。

それに対して、上級者の「差し込み」は、相手側との読み合いに基づいた差し込みとなっているので、リターンを取れることがあります。

 

実際にはキャラ、ストック、ステージ、蓄積%や相手の癖など、様々な要素を基に行動を決めます。

最初は差し返しや深めの行動を意識し、成功体験を増やしてください。

言葉で表現するより、「深めにいく!」と判断して行動し、成功した時には「これが深めか…!」と気づくことができるはずです。

 

 

 

2.確認と読みのバランスを意識する

 

ここでは受け身展開について考えていきます。ダウンについては今回は無視。

 

まず最初に、さとし的考えは

・確認は自分との勝負

・読みは相手との勝負

です。

 

基本的には確認が優先です。というより確認できるなら全部確認してください。

確認するということは相手に依存しないということなので、安定した火力に繋がります。

ただし、「いやいやwwwその場受け身見てから狩れるわけないやろwww」って思う方もいると思います。僕がそうです。

 

そこで重要になってくるのが読みです。

「その場受け身は無視して左右受け身だけなら確認できる」人は多いと思います。

なら、その場受け身してくるかどうかで読みを通せば良いわけです。

その場受け身してこないと読んだのならば、左右受け身の確認にリソースを全て費やせばよいのです。

その場受け身を読むのであれば、最もリターンが高い行動をとるべきでしょう。相手に精神的な負担を与えることは対戦ゲームにおいて重要です。「こいつ一転読みでパなしてきやがった~」って思ってもらえるなら、それはアドですので。

 

ちょっとこのセクション言いたいことがまとまっていませんが、結論は「読むならその場受け身かどうかだけ」です。

 

 

 

3.自分だけの長所を作る

 

僕はゲームをする上で、誰かの下位互換プレイヤーになることだけは死んでもいやです。

自身のアイデンティティを見いだせず、

「なんで俺はこのゲームをやっているんだ」

「俺がこのゲームをやる意味はあるのか」

と悩んだことも多々あります。

 

なので、誰もやってないことを実践して自分だけの武器にしよう、と思いました。

その武器が強いか弱いかはあまり関係ありません。というより、自分だけの武器が通用する状況を作ることが大事だと考えました。

誰もやっていないということは、相手はその状況に対応できない可能性が高いです。

そのような状況を作り出すことができれば、相手が格上であろうと勝利に繋げられる可能性が出てきます。

 

例として、僕の中で武器だと思っているものは

・崖薄ガード復帰阻止

ムーンウォークSJすかし掴み

・スティック絶リフ

とかです。

普段見ない行動をされれば、相手側の動きも鈍くなるものです。結構刺さります(最近対応されまくってアイデンティティを失いつつある)

 

こんな感じで、ステータスを尖らせること、尖った部分で勝負に持ち込むことで強くなる方法もあります。

 

 

 

 

 

 

以上、久しぶりにアウトプットしたくなったので雑に書きました。おつでした。

団体戦開催の意図

さとしです。キャラ別団体戦告知されました。

僕の思いつきで話したことを実現に向けて動いてくれた皆さんに感謝です。


今回なんでこういったことをやろうかと思ったのか簡単に文字に起こしておきます



1.自分含めプレイヤーのモチベ向上

ほとんどこれに尽きます。

最近大会がなくて惰性でネトデラする日々が続いてました。

緊張感のある試合って簡単には経験できないと思うので、団体戦にすることで緊張感(責任感とも言う)のあるイベントにできるんじゃないかなって。

その中でも中堅層にスポットを当てようと思いました。

これは僕だけかもしれませんが、大会で配信台に登るのって憧れませんか?承認欲求馬鹿みたいに満たされそうじゃないですか?

でも僕ら中堅のパンピーにはそんな機会なかなかおとずれないわけです。

というわけで、色んな人に見にきてもらって自分のプレイ見てもらって満たされようと思った次第です。




2.ノウハウの共有

キャラ別の団体戦にしたのはこれですね。

同キャラ使いにもそれぞれ長所とか得意にしてることとかって違うと思います。

そのへんで何考えながらやってるのかな、とか思考を知ることでお互い盗めるものを盗んでいこうというわけです。天才かな?




3.知り合い作り

狭いコミュニティだけど、絡んだことない人がまだまだたくさんいるので。

色んな人と仲良くなりたいなと思います。






めっちゃ簡単だけどこんな感じです。

俺も団体戦出てフォックス破壊してぇ!って思ってる人はどしどし連絡ください。上位勢でも始めたての人でも構いません。一緒に界隈盛り上げませんか?

MasterHand休眠の件 自分語り

 

さとしです。

 

 

Kounotoriさんから発表があった通り、MasterHnadが休眠することになりました。

ここ数年で参加者が大きく減少したことに加え、コロナくんのせいで大会そのものも開けない現状を考えると妥当な判断だと思いました。

運営に携わった全ての方々、本当にお疲れさまでした。

 

マスハンは非常に思い入れのある大会だと感じている関西勢も多数いらっしゃると思います。

僕自身、YouTubeに挙げられていた動画を見てオフ進出を決意しました。

特にタピオカさんのプレイが好きで、初大会で同じプールだったときは緊張と期待が 渦巻いて言葉では表せない感情になったのを鮮明に覚えています。

 大会はぽっと出の新規が勝ち進めるほど甘くはなく、長い間Bクラスに留まっていたこともあって、『Bクラスガーディアンズ』とか自虐してました。いつかは動画で見ていたあの人たちに勝ちたい、もう負けたくないという意地とプライドだけで必死に食らいついていました。

超ネトデラが導入されたことで、今まで自分に足りなかった経験不足という弱みを補うことができました。自分でいうのもあれですけど次の大会はいいところまで勝ち進められるんじゃないかと自信を持っていました。しかし、その成果を関西の場で示すことはもうできないと考えると本当に悲しいです。

 

今後は関東の大会に出て結果を残したいなと考えてます。

今年ランキングが作成されるかは分かりませんが、〇位目指して頑張るっていうのは分かりやすい指標でモチベ保ちやすくて良いです。

小言。2019年のランキングが出たときに関西勢の順位が~って話をしたけど、あんなのただのパフォーマンスで真に受けられても困ります。それに個人の発言の主語を拡大して、さも関西勢全員不満抱いてますよみたいな解釈されてるけどどうしようもないので。ランキング作成者に関しては本当に頭が上がりません。

 

長くなってもあれなのでこれくらいで終わっときます。

 次のBGW楽しみにしててください。舐めてたら足元掬われますよ。

関西各プレイヤー さとしの感想

口めっちゃ悪い書き方してるけど悪意はないし嫌いな人はいないです。

純粋な感想なんで不快に思われたらすみません。

とりあえず最近やった人


・Akiさん

くそう。この人には勝ちたい。てか負けたくない

オフ歴浅いくせにつええんだよ...センスと努力を感じる。

Akiさんに限った話ではないが、複数キャラ使えるのは所謂【スマブラがうまい人間】だと思っていて、その才能に毎回嫉妬する。

マルチキャラ触れる人間全員さとしに妬まれてるんだぞ!!!!

個人的にはフォックスメイン一本に据えてやればかなり伸びると思っている。そんなこと言って強くなられたら困るので絶対に言わないがな!!!!!!!!!!!

火力高い時は凄いけどまだ経験足りてない部分も感じる。




・カジャさん

いつもフリーやってもらった後僕は全てを失った気持ちになります。

個人的にタピオカさんよりやってて絶望する。無駄が感じられない

と僕は思っているのだが、本人の理想が高すぎて何度も首を傾げているカジャさんを見て

こんな低レベルな狐で申し訳ない...と恐る恐るフリーを続けるさとしであった

遊撃使いは関西来たら是非カジャさんとやってほしい、それほどまでに対遊撃仕上がってるように思える。



・Kounotoriさん

ほぼ同時期にアケコンに移行したのでいい意味で丁度良い対戦相手になった。

しかしこれまでの経験値に圧倒的な差があり勝てない。

コントローラーが変わったとて、理論ゴリゴリプレイヤーの前ではノリだけの直感プレイは通用せんのだ。

そして聖人すぎるがあまり文句の付け所が1つもない。挙げ句の果てにはクソ可愛いワンコをタイムライン上に投下することによって癒しまで供給しくれる。

フリー中コンラのシェルがミシミシ鳴っていたのでアケコンにして正解だと思います。これからもお互い切磋琢磨しましょう。何様



・GWRさん

同期その1

まだそこまで会話がなかった頃、トナメでファルコ出して倒したらリフから大ジャンプしかしないことにキレていたエピソードを教えてもらったときになんとも言えない気持ちになったものだ。

しかしトナメでの結果はなんやかんや均衡しており、割といい相手だと思っている

市大の対戦会やマスハンBクラスではそこそこ勝てることもあるのだが、BGWなど割と重要な試合は全て負けているので本番に強いプレイヤーなんだろうと感じる。

次いつか試合で当たることになったら1戦目からファルコを出すつもりである。



・ソバメシさん

上スマパナしてるだけやんけ!!!!!とか思ってたけどパナしじゃなかった

ニュートラル・パニッシュ共に参考にすべき事が多い狐使い。

火力の取り方に関しては喰らいながら

うんうん、それでいいんだよな

とか思いながらお手玉されている。

尊敬するプレイヤーの一人であり、さとしくんと呼んでくれたのが嬉しすぎて一人でにやけている。

これほどのプレイヤーが眠っているのは本当にもったいない。

ただ緑フォックスはワイのもんやから今度からじゃんけん勝ってポート取ってドヤ顔したい




・たくわんさん

同期その2

本人にも言っているのだが、オフ出始めの頃はポンコツすぎて完全に舐めていた。

しかし本人のスタンスを考えれば当然だが着実に成長しており、今では僕の手の届かない程強いプレイヤーになってしまった。

しかし復帰が雑すぎて前投げから横スマパナしてれば4んでいく脆さがかわいい。

たくわんさん相手にはギンプ以外で勝つつもりは毛頭ないのだ。

起き上がり横スマでさとしを沸騰させるのが日本で一番うまい事は周知の事実であろう。



・どんこすさん

最近関西に来たノリノリファルコ使い

失礼かもしれないがかなりノリでプレイしている印象を受け、自分と同じ種族のプレイスタイルに親近感を勝手に覚えている。

リフを外変更にしてもしっかりドリルを当ててくるどんこすドリルや殺意マックスの崖外横Bなどに狂気を感じる

とは思っていたが、ツイートを見る限りちゃんと考えてプレイしているようだ。

魅せるところは魅せる、エンターテイナーとしてマスハンには欠かせない存在であると思う。

ヤジがおもろい。



・NEGさん

オフ出て半年くらいのときにこの人を倒すのが目標だ!と言い張ったのはいいが今になってそれがあまりにも失礼である事が分かるのだ。

ピーチには勝てる気がせず、なんなら最近練習を始めたフォックスにも惨敗だ。

この人ニュートラルうめえんだよ、俺のテキトードリル全部避けるもん。

でも脳死プレイヤーさとしは試合中に対応する事が出来ないので一生狩られてしまう。

悔しいが全てにおいて僕より2ランク上のプレイヤーなのだ。

今後は敬意を持ってそのプレイを参考にすべきだと切に感じる。



・mamuuさん

珍しいアイクラ使い

大会で当たりたくないと願うが割と早い段階で当たりさとしのメンタルを破壊していく。

上強セットアップが凶暴すぎてドリルを諦めたさとしは走行リフと言う名の暴力に手を伸ばした...

SPでもアイクラ使っている弊害かは分からないが、判断ミスが最近増えた印象。

下手な自滅がなければ上位勢を喰うポテンシャルは十分にあるはずだ。

次パシられたら僕は必ずジャパリパークを熱唱することをここに誓っておく。



・Mittsu-さん

先に述べたようにAkiさんと同じくマルチキャラ使えて羨ましいいいいいいと思う。

ドンキーは割と感じているが、やはりメインと言えるであろうマルスの練度を上げれば化けると思っている。

対戦会の場を設けるなどオフ主催に関しても精力的であり、僕含め多くのスマプレイヤーは彼に感謝をしているだろう。

個人的にマリパでガチバトルしたい相手No1である。

割とDXは一緒にやるのだがSPをやったことが一度もないのが悲しい。

最近さとしはSPをサボりすぎてマスハンでも最速敗退するため、トナメで会うことがなさすぎるのが問題なのかもしれない。



・lemonさん

さとしが珍しく気を遣っているかわいい後輩である。大学違うけどね。

たくわんさんとも話しているがニュートラルはふつうに僕たちより上手いがやはり経験値が少なすぎてしょーもないプレイで4んでいくのがもったいない...

何か1つ壁を乗り越えれば勝てるようになるとは思うのだが、その壁がなんなのか誰もわかっていないのである。

割とクソギンプしたらヘラってくれるのが楽しくてやめられないんだ......

3To4 vs muro Bo5解説

デートの待ち合わせには30分ほど前には着いておくべきだろう。


14:46着の快速電車で向かっている彼を待つ間には、普通電車が5本ほど停車していっただろうか。

駅のホームから出てくる人を眺めながら、彼の姿を思い浮かべる。


小さな身体に、やや大きめのリュックサック。そして大きな意志。



35度を超えるかという気温の中、駅の改札口で彼を待った。

間も無くして、一件の通知。



「着きましたー!」



その連絡を確認し、スマートフォンをしまう。

荷物を背負い、彼を出迎える準備をする。


改札から多くの人が出てくる。

その中で、1人だけ異彩を放つ人間がいる。




来た。





胸が少し弾んだが、顔には絶対に出さない。

にやけてしまいそうな気持ちを笑顔に変換し、彼に声をかける。



彼という人間に、どうしてここまで魅力を感じるのだろうか。

たいして仲が深いわけではない。

何度かスマブラのオフで顔を合わせた程度の仲だ。

それでも、確かに彼からは感じる。


彼の生き方をどこか参考にすべきだと、自分の直感がそう言っているんだ。


だからこの日は、彼という人間を知る一日にしよう。

そう、心に誓った。




落ち合った僕たちは、まずサイゼリアへと向かった。

もっとお洒落なお店...例えば抹茶の老舗だとかの方がデートには相応しいと思ったが、彼がイタリアンを希望する以上、それ以外に選択肢は無いのだ。



お店に着いて席に座ったとき、まず一つ、読み合いを仕掛けてみた。




「昼飯代は出すんで、好きなもの食べてね」




ここで彼がどんな反応をするのか、それが見たかった。

ここで考えられる選択肢は三つだ。

1.承諾(その場受け身)


2.拒否(転がり受け身)


3.逆に全部出すよと言う(攻撃起き上がり)



どの択を取られても、対応する自信はあったが、基本的には1の択を通してくるだろうと読んだ。結果は当たりだ。



「いいんですか?ありがとうございます」



僕は内心安堵した。

一先ず、彼と言う人間の基本的構造に対する僕の解釈は正しかったからだ。




と思っていたのだが、ここで予想外のアクシデント。


「じゃあ、カルボナーラとドリンクバーで!」




脳みそがパニックに陥った。

彼が二郎系ラーメンを好んで食していることは知っていた。

従って、それ相応の量を食べると言うことだ。

なのに...カルボナーラとドリンクバーだけだって......?

完全にやられた。彼は僕が想定していた読み合いの、さらに一手先を考えていたんだ。


のけぞりキャンセルを仕込んでいたということだ。

日々の生活から読み合いのレベルを深める努力をしなければならないと痛感した。





この流れを巻き返すことが出来ず、1戦目は僕の敗退から始まった。

【オフレポその1】MasterHand 36

 

はじめに

皆さんどうも。3To4と書いてさとしと申します。

初めての記事は新規プレイヤーに向けてのもので、それはそれで続きの記事を考えている最中で御座います。

 

この記事は『オフレポ』シリーズの記事になります。

オフ当日の僕の心境であったりをつらつら書くだけなので、何かの参考になるとかいうわけではありません。

経験の浅いプレイヤーのオフに対する嘘偽りない気持ちをここで暴露していきます。

 

 

それではどうぞ~

 

 

 

 

 

MasterHand 36

 

当日未明

MasterHandって、基本的には前日に予選のグループ分けが発表されるんですよ。

前日の昼くらいからずっと楽しみに待っていたんですけど、結局発表されたのは当日の0時くらいでした。

で、僕はグループAでした。同グループの選手は以下の通りです。(敬称略)

 

・Kounotori 》M.Hand

muro

・3To4

・Izuna

・mamuu

・kyons

・Ry1e

きしめん

 

以上八名でした。

予選は総当たりで、上位三名が本戦進出です。

で、いつもこの予選表が発表されたら、大学のサークルメンバーとプレイヤーの情報交換をしているわけです。

で、最初の段階で僕が知っている情報はこれだけでした。

 

Kounotoriさんはやべぇシーク使い

 

この人本当にやばいんです。

ついこの間アメリカで行われた大会で、去年の世界ランク57位のフォックス使いを撃破しているんです。

そして僕の使用キャラはフォックス。

 

 

この時点で僕は決めていました。

 

vs. Kounotoriは捨て試合でいく

 

あくまで大会です、勝つことが最優先です。

しかし、僕のような新規プレイヤーが予選を抜けるには、ある程度の割り切りは必要だと考えていました。

なので、負けても気にしすぎない、という意味で捨て試合にすることにしました。

 

他の選手については対戦経験もないので知り合いに色々教えてもらいました。

その情報はざっとこんなものでしょうか。

muroさんはシーク使い。台周りが早い。全国を旅しているらしい。

・mamuuさんはアイクラ使い。

きしめんさんは市大の大会でMittsu-さんを下して優勝している。

正直情報が少なすぎて、対策レベルにもならなかったです。

なので諦めてさっさと寝ました。

0回戦負けするわけにもいきませんので。笑

 

 

設営~予選開始まで

MasterHandで使用する機材は、近くに借りている部屋に全て置かれています。

皆でトラックに積んで、会場の前まで運んでもらって、またそこから貸し部屋に運ぶ。

力仕事です。割としんどいです。

 

でまぁ、設営が終わったら時間が来るまでフリー対戦が可能なわけです。

一人でぼーっと座ってたら、

「フリーお願いします」

って声かけられました。

「いいですよ~」

って返事して、パッと顔を見たんですけど、めっちゃ若いんです。本当に。

で、僕は圧倒的野生の勘で瞬時に理解しました。

 

絶対muroさんやん…予選で当たるのにどうしよ…

 

でも、僕だけ知ってるってのもなんかフェアじゃないような気がしたので、しっかり自己紹介しました。

muroさんもブログで書いてはりましたけど、フリー相手ミスったな…って思いました。

 

でまぁ10戦くらいかな?したわけなんですけど、強い。

ありえん。勝てん。操作早すぎてついていけない。

 

 

 

結局最初の一戦しか勝てませんでした。

一抹の不安が過る中、予選がスタートしました。

 

 

 

 

予選

・一試合目 vs. Ry1e

新規のプレイヤーでした。嬉しいですね。たしかファルコだった気がします。

正直この日はとても緊張していてあまり覚えてないです。

ステージの決め方とかしっかり教えることができてよかったです。

2-0で勝ち

 

・二試合目 vs. kyons

本当に申し訳ないです。使用キャラ忘れました。フォックスやったかなぁ…

結構競った気がするけど、2-0で勝ち

 

・三試合目 vs. Kounotori

先ほども言いましたがやべぇシークです。

負けても気にしすぎないようにするのが精一杯でした。

二試合目良く分からない勝ち方をして一本だけもぎ取りました。

1-2で負け。

記録上は一本取りましたが内容がカスすぎてお粗末でした。

 

・四試合目 vs. muro

やべぇシークその2です。

フリーで一本取ってるしワンチャンあるやろwって思ってました。

気づいたら死んでました。スマブラDXサイコー。

0-2で負け

 

 

ここらへんでKounotori vs. muroのシークミラーが勃発。

muroさん勝っててやべぇシークやなって再確認。

 

・五試合目 vs. きしめん

フォックスです。

フォックスミラーに関しては普段から師匠にお世話になっていたので、並大抵のレベルでは動じない自信はありました。

でも、一本目気づいたら取られてました。

なんで負けてるんか分らんくらいパニックになって、内心絶望でした。

カウンターステージどこ出したかすら覚えてません。

ファイヤーノッチに何回助けられたかわかりません。

もうこの時点で今日は勝てないと悟りました。

2-1でなんとか勝ち。

 

・六試合目 vs. Izuna

フォックスです。

同じユーフォファンとしてもっとお話したかったのですが、予選で当たるということもありなんとも気まずい雰囲気の中での対戦でした。

 

ここでも一本目取られました。

きしめんさん戦の時と同様に、ずーっとストック先行される。

負けるときの典型ですよね。

ストック先行されて、どっかで取り返そうって考えてるうちに思考のレベルが下がる。

二本目は確か終点でごり押して奪いました。

三試合目はプププで、またストック先行される嫌な展開。

最後お互い1ストックになって、復帰阻止の横スマぶっぱが当たって勝ち。

汚い勝ち方になってしまったけど、安心した。

2-1で勝ち。

この大会で一番緊張した。

 

・七試合目 vs. mamuu

イクラです。

僕がこの時点で4勝2敗

mamuuさんが3勝3敗

3位争いでした。1位と2位はやべぇシークで決まりでした。

 

イクラと試合するのが初めてで悩みました。

友人から、

「リフで分断させるのがよさそう」

って言われたんで、一生リフ打ってました。

何回か掴まれましたが、レバガチャで抜け出せたり、相手がミスってくれたりで助けられた部分もあり、勝つことができました。

2-0で勝ち

 

 

 

さとし選手はここで初めての予選抜けを決めました。

すごく嬉しかったです。

ここで吹っ切れました。

本戦は格上としか当たらないだろうし、失うものなんてない。

昼飯にココ壱食べに行きました。

 

 

 

 

本戦

・勝者側1回戦 vs. samurAI

僕でも名前を知ってるクラスのシーク使いです。

日本ランク50位以内のプレイヤーです。

実は僕の今年の目標は

【2018年日本ランク50位以内】

でしたので、ここでどれだけいい勝負ができるかが楽しみでした。

 

1本目は2ストックくらい残されたかな?普通に負けました。

でも、予選で当たったやべぇシークと比較したら、まだこちらの攻撃が通りやすいことに気づきました。

 

で、2本目ストックリードを取った時にビビっときました。

 

相手の思考が見える。

鉈が見える。

欲張らずにヒットアンドアウェイを繰り返せば勝てる。

 

やっぱり人間って余裕がなくなると最高のパフォーマンスはできなくなるんやなって思いました。2本目勝ち。

 

3戦目は流れで押し切りました。2戦目で得た感覚を上手く持ち越せたかな、と。

2-1で勝ち。でっかいガッツポーズと雄たけびあげました。

 

師匠から「よくやった」と言われ、まだ負けれないぞと思った。

 

 

・勝者側2回戦 vs. Zer0

さとし選手、人生で初めての配信卓でした。相手ドクマリ

この試合は完全に戦略で勝ちました。

相手はベテランのプレイヤーで、対フォックスなんて何千回何万回とこなしてきているはず。おまけに予選では僕の師匠を2-0で下している。

僕は対ドクマリなんて動画ですら見たことがない。

正面から立ち向かって勝てる相手じゃない。

となったら、どこに勝てる要素があるんだろう。

 

 

・・・キャラ性能はこっちのほうが上じゃね?

 

 

僕はこの時決意しました。

 

3To4 vs. Zer0に勝つのは諦めよう。

フォックス vs. ドクマリに勝てば良い。

 

変なプライドは捨てました。

キャラの運動性能の差で勝てばそれでいいんやって割り切りました。

だからこそ3試合目、僕はプププを選択しました。

 

 

狭いステージで殴り合ったら火力差で1000%負ける。

それだったら広いステージでちょこまか動き回って一発ずつ入れればいいやんって結論を出しました。

 

この考えが功を奏し、2-1で勝利。

samurAIさんの時よりでっかいガッツポーズが出ました。

本当に嬉しかったんです。師匠からのお褒めの言葉もいただきました。

 

 

 

 

・勝者側3回戦 vs. Kounotori

シークです。

予選で悟りました。俺はこの人にはまだ勝てないって。

 

ガン処理されました。配信見てた人は思ったでしょうね、

なんでこんな奴がwinners semiまで残ってるんやってな。

 

そんなんね、僕が一番わかってるんですよ。

どんだけ実力差があって、勝つことがどれだけ不可能に近いかなんて僕が誰よりも知ってるんですよ。

それでも勝ち進んだ以上はできる限りのことをしようって思いました。

投げループから抜けるために色々工夫しました。

そんなその場しのぎのアイディアだけで勝てるはずもなく、0-2で惨敗。

 

恥ずかしくて死にそうでした。

 

 

・敗者側3回戦 vs. NEG

 ピーチです。

対ピーチもほとんど経験がありませんでした。

 

下スマやばい、浮遊からのA技着地隙短い、投げ連ある

 

僕が知ってるのなんかこれだけ。

師匠からアドバイスもらいましたけど、そんなもんいきなり実践できるわけもなく試合に挑むことになりました。

 

 

 

リフから絶空が全くでませんでした。頭真っ白でした。

 

これもガン処理されました。

相手からしたらなんて簡単なフォックスなんだって感じですよね。

掴んでくれと言わんばかりのガードはりまくりですよ。

 

何もあらがえずに0-3で負け。

 

ここで僕のMsterHand 36は終わりました。

 

 

 

 

 

さいごに

今回の結果は5位でした。

嬉しいですけど、もっと俺はやれるって気持ちでいっぱいです。

なんで僕はこのゲームにもっと早くから向き合わなかったんだろう。

 

今年中にはNEGさん相手に勝利を掴みたいと思った。

分からん殺しされるほどしょーもないことってないですよ。

知らないやつが悪いんですけどね。

無知の知