【オフレポその1】MasterHand 36

 

はじめに

皆さんどうも。3To4と書いてさとしと申します。

初めての記事は新規プレイヤーに向けてのもので、それはそれで続きの記事を考えている最中で御座います。

 

この記事は『オフレポ』シリーズの記事になります。

オフ当日の僕の心境であったりをつらつら書くだけなので、何かの参考になるとかいうわけではありません。

経験の浅いプレイヤーのオフに対する嘘偽りない気持ちをここで暴露していきます。

 

 

それではどうぞ~

 

 

 

 

 

MasterHand 36

 

当日未明

MasterHandって、基本的には前日に予選のグループ分けが発表されるんですよ。

前日の昼くらいからずっと楽しみに待っていたんですけど、結局発表されたのは当日の0時くらいでした。

で、僕はグループAでした。同グループの選手は以下の通りです。(敬称略)

 

・Kounotori 》M.Hand

muro

・3To4

・Izuna

・mamuu

・kyons

・Ry1e

きしめん

 

以上八名でした。

予選は総当たりで、上位三名が本戦進出です。

で、いつもこの予選表が発表されたら、大学のサークルメンバーとプレイヤーの情報交換をしているわけです。

で、最初の段階で僕が知っている情報はこれだけでした。

 

Kounotoriさんはやべぇシーク使い

 

この人本当にやばいんです。

ついこの間アメリカで行われた大会で、去年の世界ランク57位のフォックス使いを撃破しているんです。

そして僕の使用キャラはフォックス。

 

 

この時点で僕は決めていました。

 

vs. Kounotoriは捨て試合でいく

 

あくまで大会です、勝つことが最優先です。

しかし、僕のような新規プレイヤーが予選を抜けるには、ある程度の割り切りは必要だと考えていました。

なので、負けても気にしすぎない、という意味で捨て試合にすることにしました。

 

他の選手については対戦経験もないので知り合いに色々教えてもらいました。

その情報はざっとこんなものでしょうか。

muroさんはシーク使い。台周りが早い。全国を旅しているらしい。

・mamuuさんはアイクラ使い。

きしめんさんは市大の大会でMittsu-さんを下して優勝している。

正直情報が少なすぎて、対策レベルにもならなかったです。

なので諦めてさっさと寝ました。

0回戦負けするわけにもいきませんので。笑

 

 

設営~予選開始まで

MasterHandで使用する機材は、近くに借りている部屋に全て置かれています。

皆でトラックに積んで、会場の前まで運んでもらって、またそこから貸し部屋に運ぶ。

力仕事です。割としんどいです。

 

でまぁ、設営が終わったら時間が来るまでフリー対戦が可能なわけです。

一人でぼーっと座ってたら、

「フリーお願いします」

って声かけられました。

「いいですよ~」

って返事して、パッと顔を見たんですけど、めっちゃ若いんです。本当に。

で、僕は圧倒的野生の勘で瞬時に理解しました。

 

絶対muroさんやん…予選で当たるのにどうしよ…

 

でも、僕だけ知ってるってのもなんかフェアじゃないような気がしたので、しっかり自己紹介しました。

muroさんもブログで書いてはりましたけど、フリー相手ミスったな…って思いました。

 

でまぁ10戦くらいかな?したわけなんですけど、強い。

ありえん。勝てん。操作早すぎてついていけない。

 

 

 

結局最初の一戦しか勝てませんでした。

一抹の不安が過る中、予選がスタートしました。

 

 

 

 

予選

・一試合目 vs. Ry1e

新規のプレイヤーでした。嬉しいですね。たしかファルコだった気がします。

正直この日はとても緊張していてあまり覚えてないです。

ステージの決め方とかしっかり教えることができてよかったです。

2-0で勝ち

 

・二試合目 vs. kyons

本当に申し訳ないです。使用キャラ忘れました。フォックスやったかなぁ…

結構競った気がするけど、2-0で勝ち

 

・三試合目 vs. Kounotori

先ほども言いましたがやべぇシークです。

負けても気にしすぎないようにするのが精一杯でした。

二試合目良く分からない勝ち方をして一本だけもぎ取りました。

1-2で負け。

記録上は一本取りましたが内容がカスすぎてお粗末でした。

 

・四試合目 vs. muro

やべぇシークその2です。

フリーで一本取ってるしワンチャンあるやろwって思ってました。

気づいたら死んでました。スマブラDXサイコー。

0-2で負け

 

 

ここらへんでKounotori vs. muroのシークミラーが勃発。

muroさん勝っててやべぇシークやなって再確認。

 

・五試合目 vs. きしめん

フォックスです。

フォックスミラーに関しては普段から師匠にお世話になっていたので、並大抵のレベルでは動じない自信はありました。

でも、一本目気づいたら取られてました。

なんで負けてるんか分らんくらいパニックになって、内心絶望でした。

カウンターステージどこ出したかすら覚えてません。

ファイヤーノッチに何回助けられたかわかりません。

もうこの時点で今日は勝てないと悟りました。

2-1でなんとか勝ち。

 

・六試合目 vs. Izuna

フォックスです。

同じユーフォファンとしてもっとお話したかったのですが、予選で当たるということもありなんとも気まずい雰囲気の中での対戦でした。

 

ここでも一本目取られました。

きしめんさん戦の時と同様に、ずーっとストック先行される。

負けるときの典型ですよね。

ストック先行されて、どっかで取り返そうって考えてるうちに思考のレベルが下がる。

二本目は確か終点でごり押して奪いました。

三試合目はプププで、またストック先行される嫌な展開。

最後お互い1ストックになって、復帰阻止の横スマぶっぱが当たって勝ち。

汚い勝ち方になってしまったけど、安心した。

2-1で勝ち。

この大会で一番緊張した。

 

・七試合目 vs. mamuu

イクラです。

僕がこの時点で4勝2敗

mamuuさんが3勝3敗

3位争いでした。1位と2位はやべぇシークで決まりでした。

 

イクラと試合するのが初めてで悩みました。

友人から、

「リフで分断させるのがよさそう」

って言われたんで、一生リフ打ってました。

何回か掴まれましたが、レバガチャで抜け出せたり、相手がミスってくれたりで助けられた部分もあり、勝つことができました。

2-0で勝ち

 

 

 

さとし選手はここで初めての予選抜けを決めました。

すごく嬉しかったです。

ここで吹っ切れました。

本戦は格上としか当たらないだろうし、失うものなんてない。

昼飯にココ壱食べに行きました。

 

 

 

 

本戦

・勝者側1回戦 vs. samurAI

僕でも名前を知ってるクラスのシーク使いです。

日本ランク50位以内のプレイヤーです。

実は僕の今年の目標は

【2018年日本ランク50位以内】

でしたので、ここでどれだけいい勝負ができるかが楽しみでした。

 

1本目は2ストックくらい残されたかな?普通に負けました。

でも、予選で当たったやべぇシークと比較したら、まだこちらの攻撃が通りやすいことに気づきました。

 

で、2本目ストックリードを取った時にビビっときました。

 

相手の思考が見える。

鉈が見える。

欲張らずにヒットアンドアウェイを繰り返せば勝てる。

 

やっぱり人間って余裕がなくなると最高のパフォーマンスはできなくなるんやなって思いました。2本目勝ち。

 

3戦目は流れで押し切りました。2戦目で得た感覚を上手く持ち越せたかな、と。

2-1で勝ち。でっかいガッツポーズと雄たけびあげました。

 

師匠から「よくやった」と言われ、まだ負けれないぞと思った。

 

 

・勝者側2回戦 vs. Zer0

さとし選手、人生で初めての配信卓でした。相手ドクマリ

この試合は完全に戦略で勝ちました。

相手はベテランのプレイヤーで、対フォックスなんて何千回何万回とこなしてきているはず。おまけに予選では僕の師匠を2-0で下している。

僕は対ドクマリなんて動画ですら見たことがない。

正面から立ち向かって勝てる相手じゃない。

となったら、どこに勝てる要素があるんだろう。

 

 

・・・キャラ性能はこっちのほうが上じゃね?

 

 

僕はこの時決意しました。

 

3To4 vs. Zer0に勝つのは諦めよう。

フォックス vs. ドクマリに勝てば良い。

 

変なプライドは捨てました。

キャラの運動性能の差で勝てばそれでいいんやって割り切りました。

だからこそ3試合目、僕はプププを選択しました。

 

 

狭いステージで殴り合ったら火力差で1000%負ける。

それだったら広いステージでちょこまか動き回って一発ずつ入れればいいやんって結論を出しました。

 

この考えが功を奏し、2-1で勝利。

samurAIさんの時よりでっかいガッツポーズが出ました。

本当に嬉しかったんです。師匠からのお褒めの言葉もいただきました。

 

 

 

 

・勝者側3回戦 vs. Kounotori

シークです。

予選で悟りました。俺はこの人にはまだ勝てないって。

 

ガン処理されました。配信見てた人は思ったでしょうね、

なんでこんな奴がwinners semiまで残ってるんやってな。

 

そんなんね、僕が一番わかってるんですよ。

どんだけ実力差があって、勝つことがどれだけ不可能に近いかなんて僕が誰よりも知ってるんですよ。

それでも勝ち進んだ以上はできる限りのことをしようって思いました。

投げループから抜けるために色々工夫しました。

そんなその場しのぎのアイディアだけで勝てるはずもなく、0-2で惨敗。

 

恥ずかしくて死にそうでした。

 

 

・敗者側3回戦 vs. NEG

 ピーチです。

対ピーチもほとんど経験がありませんでした。

 

下スマやばい、浮遊からのA技着地隙短い、投げ連ある

 

僕が知ってるのなんかこれだけ。

師匠からアドバイスもらいましたけど、そんなもんいきなり実践できるわけもなく試合に挑むことになりました。

 

 

 

リフから絶空が全くでませんでした。頭真っ白でした。

 

これもガン処理されました。

相手からしたらなんて簡単なフォックスなんだって感じですよね。

掴んでくれと言わんばかりのガードはりまくりですよ。

 

何もあらがえずに0-3で負け。

 

ここで僕のMsterHand 36は終わりました。

 

 

 

 

 

さいごに

今回の結果は5位でした。

嬉しいですけど、もっと俺はやれるって気持ちでいっぱいです。

なんで僕はこのゲームにもっと早くから向き合わなかったんだろう。

 

今年中にはNEGさん相手に勝利を掴みたいと思った。

分からん殺しされるほどしょーもないことってないですよ。

知らないやつが悪いんですけどね。

無知の知